ネットの怒りはリアルに向かうのか
2008年 07月 01日
日本人は大人しいと言われています。
それは、日本の多くの世帯が中流という日々の生活にそれほど苦労しない階層だということ、そういった社会の中で声をあげることに対する無力感から来ているのだと思います。
しかし、社会に対する怒りがないわけではありません。
総中流社会が崩れ始め、社会の不公平に対する不満は澱のように溜まってきています。
それが噴き出してきているのがネットの世界。
顔が見えにくいという部分と、自分と同じように感じている人が集まっているという集団心理から、普通では考えられないぐらい暴力的な言葉や、他人に対する攻撃を行う「祭り」「炎上」といった行為が起きています。
それは、ネット特有と言える部分もありますが、現実世界で出せない憤懣が気軽なネット上でまず出てきていると言ってもいいのではないでしょうか。
そして、そんなネット上での行為は徐々に現実世界への動きへと、変わって行くのではないかと思います。
「チベット問題に対する日本での聖火リレー時の抗議デモ」、今現在進行形で進んでいる「毎日新聞社の英字サイトのコラム「WaiWai」に対する抗議活動」
ネット上で有志が集まり、まとめサイトを作り抗議行動を起こす。
そこに参加する多くは、時間がありエネルギーのある若い人たちです・
それは、40年以上前の学生運動の初期にあったうねりのような物と似ているのではないのでしょうか。
社会の不公平感や閉塞感を吹き払うようなエネルギーがネットから発火するのかどうか・・・しっかりと時代の流れを見ていきたいと思います。
【参照リンク】
毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ@wiki
それは、日本の多くの世帯が中流という日々の生活にそれほど苦労しない階層だということ、そういった社会の中で声をあげることに対する無力感から来ているのだと思います。
しかし、社会に対する怒りがないわけではありません。
総中流社会が崩れ始め、社会の不公平に対する不満は澱のように溜まってきています。
それが噴き出してきているのがネットの世界。
顔が見えにくいという部分と、自分と同じように感じている人が集まっているという集団心理から、普通では考えられないぐらい暴力的な言葉や、他人に対する攻撃を行う「祭り」「炎上」といった行為が起きています。
それは、ネット特有と言える部分もありますが、現実世界で出せない憤懣が気軽なネット上でまず出てきていると言ってもいいのではないでしょうか。
そして、そんなネット上での行為は徐々に現実世界への動きへと、変わって行くのではないかと思います。
「チベット問題に対する日本での聖火リレー時の抗議デモ」、今現在進行形で進んでいる「毎日新聞社の英字サイトのコラム「WaiWai」に対する抗議活動」
ネット上で有志が集まり、まとめサイトを作り抗議行動を起こす。
そこに参加する多くは、時間がありエネルギーのある若い人たちです・
それは、40年以上前の学生運動の初期にあったうねりのような物と似ているのではないのでしょうか。
社会の不公平感や閉塞感を吹き払うようなエネルギーがネットから発火するのかどうか・・・しっかりと時代の流れを見ていきたいと思います。
【参照リンク】
毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ@wiki
by tlunar
| 2008-07-01 23:33
| 日々想う事