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毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
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第22話「ホロビノウタ」

いよいよ、舞-乙HiMEも残りわずか。
マシロも女王としての道を歩む事にきめ、アリカもそのオトメとして契約を行いました。
そして、今回の見所はスターシステムでも最強設定がされているミユと舞衣の登場!
もっとも、前回のミコト同様に登場は予告分で終わりと言う可能性も高いのですがw

謎も伏線も山程残っているんですが・・・収集つくのかなコレ?
と言う心配を舞-HiMEの時にもしていた気がする( ´艸`)

----------story----------------
徐々に暗雲立ち込める各国の状況にあせりを感じていたナツキだったが、エアリーズの大統領・ユキノの力添えもあり、なんとか議会の召集にこぎつく。
 一方、アスワドの村へとやって来たセルゲイは、アリカとマシロに降伏勧告だけをして、その場を去る。アスワドとセルゲイたちの衝突を避けねばならないと思うアリカは、ワナだと知りつつ、指定された荒野・竜の墓場に向かうのだった。
 その頃、最後の欠けたピースを手に入れたナギは、ニナを伴いハルモニウムの間へと向かっていたが…。
----------story----------------



キタキタキターーーーーー!!
この詰め込み感、このコレでもかといわんばかりに畳み掛ける展開、これこそが舞-HiMEシリーズの醍醐味ですよ!

いままですっ飛ばしてきた戦闘シーンを解消するかのような回でした。
そして、最期の敵となる存在と新たな謎と伏線もまたいっぱい出てきました・・・前作のような胃に来るような感覚がないのは、心理描写が前作に比べて軽めに作ってあるからでしょうか。
その分気軽に見られるような気がします・・・萌えじゃなくて燃えアニメになってますけどw
そんな感じで、感想とかちょっとコワレ気味にキャプ多めでお送りします。

【アンナンの参戦】
第22話「ホロビノウタ」_b0012247_1563582.jpg前回登場したアンナン王とそのオトメはナツキの要請でガルデローベの議会召集にこぎつけます。そして向かうのはアルタイ同様に不穏なカルデア皇国。
しかし、そこにはアスワドのメンバーも向かっているわけで・・・相変わらず五柱には活躍する気配が見受けられません。

なにしろガルデローベに戻って真祖のシステムを復旧してナツキが承認しないと、五柱のマテリアライズはできませんし。ナオにいたってはマイスター用のGEMすら手元にない状態なのですから、今回はシズルさんも出番ナシでした。

【アオイ生存】
第22話「ホロビノウタ」_b0012247_1565638.jpgやっぱり生きててくれたアオイちゃんですが、どうも完全に無事とは行かないようで、スミスよって蘇生はされたものの意識がまともかどうかは怪しい感じ。もっとも、ナギたちとってはマシロが知っているという子守唄の歌詞が分かればいいので、あんまり元気になられても困るのかもしれませんが。


【カルデア襲撃】
第22話「ホロビノウタ」_b0012247_1571984.jpgマシロ達を残してカルデアに復習に向かったアスワドの4人衆とミドリ、カルデアは国中のオトメを城に終結させています、8話マリアの回想で使われた「ラフター」というオトメ用の乗り物が5台ほどあったので、最低それだけはオトメがいると言う事なんでしょうね。
第22話「ホロビノウタ」_b0012247_1545799.jpg

アスワド強いな・・・しかしカルデアもアスワドの襲撃を予想はしていたでしょうが、アルタイとアスワドを噛合わせるつもりだったので、アスワドが全戦力(といっても5人ですが)を向けてくるとは思っていなかったかも知れません。
もし、アスワドがガルデローベに向かってアルタイと遣り合えば、そちらに急行して自分達がガルデローベを手に入れようという心づもりもあったと思います。

第22話「ホロビノウタ」_b0012247_158829.jpgそして、フィア・グロス様は殉職( ´Д⊂)・・・ミドリに対して立会いでは優勢に立っていたフィアですが、愕天王の橋の下からの吶喊によってあえなく串刺しに・・・・いままで、呼んだ愕天王は上から出てきていただけに、見ているこっちまで上から来るものだと思ってた分衝撃は大きかった。
オトメとそのマスターはローブ展開中に死ぬと遺体が残らないという事も証明されました、前作の想い人とチャイルドのように光の粒となって消えるみたいです。
なんにしても現皇帝とオトメを持つ重鎮達がことごとく消えてしまった以上、カルデアはこの時点で退場でしょうか・・・カズくんあたりがちゃっかりとアカネちゃんを伴って出てくるような気もしますがw

【アリカとセルゲイ】
第22話「ホロビノウタ」_b0012247_17331920.jpg

マシロとアリカの身柄を引き渡すようにアスワドの村に宣告をしたセルゲイ、罠と知りつつもその要求にマシロとアリカは答えます。
目立つ場所で待ち構えるセルゲイにアリカはマイスターローブを装着して立ち向かいます、自分では吹っ切っていたつもりでも、いざ向き合うとアリカにはまだ迷いがある様子、それでもそれは「好き」という感情ではなく、自分の中でモヤモヤした感じとなっているようです。「敵」と言い切るセルゲイに対して、単純に割りきれないアリカは「なぜ自分のオジサマとして、援助したのか」を尋ねます。
「俺は惹かれていたんだ・・・君のその笑顔に、常に前を見て夢を追うそのまっすぐな瞳に・・・」
それが、セルゲイの出した結論。
これはセルゲイ自信がナギに対してレナという「夢」のために身を捧げてきたからかもしれません、それはキレイゴトだけでなくノースハウンドと呼ばれるような凄惨な事であったがゆえに、きっかけはレナの子供かと思った事かもしれませんが、アリカ自信に惹かれていったのでしょう。そのアリカの行動は無知ゆえのものでもあったのですが。
第22話「ホロビノウタ」_b0012247_1512290.jpg

「俺は自分のした事のけりをつけなきゃいけない。アルタイの軍人として、ニナの父親として・・・出来れば降伏して欲しい、でも君は夢を追うんだろ?」
「うん」
「・・・それでこそアリンコだ」

なんだかセルゲイカッコイイぞ。
これでセルゲイとアリカの道は完全に分かれます、アルタイの軍人とヴィントのオトメとして、互いに相打つしか手段はなくなったわけです、それは個人の想いを超えたもの、でも8話でアリカがマリアに語った「戦争は起こさせない」というのはこの状況を起こさせない事を指しているんですよね、アリカはどのような答えを出すことになるんでしょうか。
アリカに対し躊躇なく発砲するセルゲイとその弾丸を全て避け弾くアリカ・・・・。
しかしオトメって凄いな、数メートル先から放たれた拳銃弾をこともなげに捌くとは普通の軍じゃ相手にならないわけだ。

【ワルキューレの襲来】
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拳銃でなんとかなるとはセルゲイも思っていなかったようで、アリカが避ける隙に逃げ出します。追いかけようとするアリカを阻んだのはトモエ率いるワルキューレ部隊。
・・・・これ、人型から飛行形態に変形するときに中の人はどうなっているんだろう?

【トモエ】
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間違いなく今回の主役の1人、いままでアリカに対して溜め込んできた不満がここぞとばかりに炸裂しております。
ワルキューレローブの力をうっとりと語ったかと思えば、一転して憎しみを顕にして切りかかり、自らミーヤを使ってアリカを陥れようとした事を洗いざらいぶちまけるという見事なまでの悪役ップリです。
トモエのアリカへの憎しみはシズルに目をかけられていたのが気に喰わなかったというのが真相のようです。ワルキューレローブがシズルと同じようにマスターなしでマテリアライズ出来るという所もお気に入りの様子。
アリカは蒼天ローブの力を引き出しきっていませんが、それと互角に渡りあう能力をワルキューレローブは持っているようです、しかもマスターいらずとなれば認証の必要もないわけで、戦力としてははるかに優秀です。
ただし、チエが語ったようにあらかじめ与えられた作戦行動に反するような行動を取ると、体中に電気ショックがはしるようにもなっていて・・・チエにますます死亡フラグが。
一方のトモエはそんなマイナス要因など意に介していないようですが・・・。

【マシロ】
第22話「ホロビノウタ」_b0012247_1739616.jpgトモエ達がアリカを引き付けている間に、チエはマシロを探し出し捕らえます。
マシロを人質に降伏を迫るセルゲイですが、ここでマシロがちゃんとした成長ぐあいを見せてくれます。
「殺すつもりならとっくにそうしているはずじゃ!よいか、我等二人は命を同じくする者じゃ、どちらかが諦めてしまえばそこで終わってしまう!」
自分を気にせずにアリカに闘えと言い放ちます。
これまでであれば、「わらわを助けよ」と騒いでいたところをこういうセリフをいえるようになったと、マシロの成長を描いてくれたのはよかったです。

【ハルモニウム】
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一方でヴィントのナギはアオイから最期のカードである「子守唄の3番目の歌詞」を手に入れます、それを使い「紡ぎ手」であり「護り人」であるニナでハルモニウムを起動しようとします。
ここで初めて「護り人」がオトメ、「紡ぎ手」がハルモニウムの鍵盤を操作する資格を持つ人という事が判明しました。
ニナがハルモニウムに入ると、自動的にマテリアライズしてローブを纏い、鍵盤の前に立つとニナの頭の中に聞いた事のない子守唄の4番目の歌が流れだします。
ハルモニウムからは光の柱が立ち昇り、やがて急激に膨れ上がる光がハルモニウムがある空間を覆います。
ニナにこのハルモニウムの力が手に入り、ニナの思いのままにその力を使う事が出来るようなことを言ってましたが、ニナをどうやって扱うつもりなんでしょうか?
ニナは「漆黒の金剛石」という負の感情を増幅するような危ないGEMもつけているわけで、制御不能になる可能性も大きいと思うのですが。

【トモエ2】
第22話「ホロビノウタ」_b0012247_15591218.jpg

マシロの意志で戦いを続けるアリカですが、トモエ達は連携攻撃とチェーンマイン(マニアックな武器だなぁ)でアリカを叩き落します。
そしてアリカを付け狙っていた理由、アリカをかばったエルスについて口を滑らせます。
「・・・それを邪魔したエルスティン、あの子もバカなくせに悪運だけは強いんだから。でも・・・死んだんですって?いい気味だわ。私ならそんな愚かなまねはしない、私は手に入れてみせる、お姉さまも!地位も!名誉も!このオトメの力で!!」
怒りに燃えて立ち上がるアリカ、それをあざ笑いながらトモエ達は飛行形態での必殺技「ヴァルハラの舞」でアリカにとどめを刺そうとします。

【ミユ】
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最初は怒りの力で蒼天の青玉の力が開放されるのかと思ったのですが、危機一髪のところを救ったのはミユでした。ついでのように一瞬でマシロとミコトも助けてるのが凄いw
そして、吹き飛ばされたトモエ達に対してミユはあの冷たい眼差しと声で宣言します。
「『呪詛の黒曜石』呪われたワルキューレGEM、そんな物を産み出すためにレナ・セイヤーズの亡骸をもてあそんだのですか、あなたたちは。
あの方の残された最優先指令です。・・・あなた方を排除します」

ここでセルゲイがレナの行方を知る事になります、セルゲイ裏切りフラグが立ったかな?
そして、ミユの言うあの方とはアリッサの事なんだろうな、シズルに言っていた「黒い科学」が蘇らない様に監視することがミユの役割なんでしょうか。
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トモエが無謀にも「サイボーグ如きの剣がどれほどのものかー!」と切りかかりますが、出力50%のアンチマテリアライザーであっさりと切り伏せられます。
もうこのシーンとかは、鳥肌立ちまくりです、前作のシアーズOSの立ち上がりプロセスとか、壊れたのか解除したのにブラックアウトしたままの機能とか(前作では、ドリルとかチェーンソーとかあったのに、今は剣と最期のアンチマテリアライザーしか残ってない・・・)。アリカを救うためにミユが現れた時から流れ始めた音楽とか、もう盛り上がった盛り上がった。
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セルゲイ刺されたーーーー!!!
殺されかけたトモエを救ったのは、セルゲイの銃弾。しかし、いかにノースハウンドといえども、ローブと互角以上に戦うミユにかなうはずもなく、あっさりと本日の串刺し第2号に・・・アリカが制止したおかげで急所は外したようですが、見事なまでにドテッ腹ぶち抜かれてます。普通に出血死してもおかしくない傷だぞ・・・・

【漆黒の金剛石】
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ハルモニウムの力を手に入れたニナは無意識に自分の願望のままセルゲイの元へと空間転移します。それは「漆黒の金剛石」の力なのか、ハルモニウムで得られた力なのか、巨大な嵐と共に意志を失った状態でニナはアリカ達の場所へと現れます。
ニナはセルゲイを見つけると嬉しそうに微笑みますが、セルゲイの傷と、その場所にアリカがいる事で、マイスターGEMを身に着けた時の想いがフラッシュバックします。
それに反応するように「漆黒の金剛石」が輝きを放つと再び竜巻がその身を包み、巨大なエレメントでの攻撃を仕掛けようとします。
このときニナの心を繋ぎとめているのはセルゲイへの想いのみです、本来であればニナもここまで短絡的に攻撃はしないと思うのですが、セルゲイを想う心に由来する嫉妬を「漆黒の金剛石」が拍車をかけているように感じます。
前作で命が黒曜の君から与えられていたペンダントみたいなものなのかな。

【アルテミスの発動、そして黒き谷へ】
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ニナの攻撃に対応したのは、やはりミユでした。左手の剣を天にかざすとただの鳥かと思っていたアリッサが剣と融合し高次物質化。
巨大な黄金の剣アルテミスへと変わりニナの攻撃と真っ向から打ち合うことに。
本日2度目のOSプロセス、その中でも鳥のアリッサにアリッサお嬢様の遺伝情報が入ってたり、アリッサ・シアーズが「MILLENIUM QUEEN」になっていたりと、小ネタがいっぱい。

そして巻き起こる巨大な爆発・・・って17話と展開一緒ですか!
目覚めたアリカを待っていたのは・・・やっぱり前回予告と同じぐらいしかなかったミコトと舞衣!!
ええ、ええどうせ舞衣の出番はこのぐらいだろうと覚悟はしてましたよ。

【次回予告】
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音声はミユの棒読みに非常に萌えましたが・・・。
が、今回の見所は映像!遂に顔出しでの舞衣登場!ココに来ての温泉回!なんだか舞衣とか命とか明るいし、あの伝説の真相も明らかになるのか!!
ミユやミコト、アリカもマシロも温泉入ってるし・・・こんなにのんびりしているヒマは物語的にも、物理的な尺的にも無いと思うのですがw

しかし舞衣はミコト(人)と共に封じられた存在なのでしょうか、ローブは纏っているので誰かマスターがいるみたいではありますが、自分でマスターも兼ねるとか無茶な設定になっていない限りは・・・。
予告の感じではアリカにたいして、先輩のオトメとして助言を与えるという役割を果たすみたいですね、お姉さん属性は健在ですか。
もっとも前作24話での「学園物の幻覚」みたいに、予告に出ない部分で何が起こるかはわかったものじゃありませんがw

【ミコト・・・?】
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なんか・・・増えたw
みんな額のマークが違いますね、ミユと会った奴は「入」、マシロが飼っていたのは「×」、そしてカルデアでナツキとナオの車の上に落ちてきたのは「月のマーク」・・・ミコトって何者?
by tlunar | 2006-03-11 15:01 | 舞-乙HiME