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毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
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舞-HiME 第11話 『光と闇の輪舞(ロンド)』

放送予定が2クールの舞-HiME
物語のターニングポイントを迎えて、シリアス度がぐっと高くなりました。

------story--------
学園に蔓延する吸血鬼の噂。なんでも女生徒が襲われ、血を吸われているという。学園内の治安を慮(おもんばか)り、執行部の遥や雪之は対策本部を設置する。学校に忘れ物を取りに戻った詩帆に付き添う祐一。学内の噂を気にしながらの帰り道、二人は巨大な何かに襲われる。日頃のもやもやが溜まっていた舞衣は、命を連れ、近くの森林公園に遊びに出かけるが・・・。
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今回はキャラクター同士の関わりと立場について伏線が張りなおされた回でした。
舞衣はHiMEという力をどう使っていいのか悩んでいます。
普通の女子高生がいきなり世界を救う力だといわれても、ピンと来ないのは当然でしょうし
それまで巧海のために頑張ってきた舞衣にとって、自分が思うとおりに強大な力を使うという感覚は無かったと思います。
今まで舞衣のであったHiMEたちは、良かれ悪しかれその力を自分が目指すものを得る為に躊躇無く使っています。
力はあるのに、どう使ってよいのかわからないことへの苛立ちが今回の舞衣の根底にあります。

男性側の主人公の楯も何かが動いていることに、苛立ちを隠しきれません。
それまで、やや無気力な楯は舞衣と出合ってからというもの、HiME同士の戦いやオーファンの襲撃を受けることで、平穏だった生活の裏で何かが動き始めていること、それに舞衣が関わっていることを感じ取っています。
自分が襲われたことよりも、気になる異性である舞衣が関わっている何かを解明すべく楯は舞衣に疑問を直接ぶつけます。

HiMEの調査のために動いている教会勢力は神父とアリッサ、深優では微妙に立場が異なっていそうな雰囲気です。
しきりに出てくる「黄金時代」という単語が意味することと単語だけ出てきた「シアーズ財団」がどのように関わってくるのかが、中盤の山のようです。

理事長と炎凪のラインは今回の教会勢力に関しては静観の構え、一番地の先方である凪は相手の手のうちを知ることを第一に考え、HiMEでないものが犠牲になるのはかまわないと言い放ちますが、理事長は生徒、そして学園を守ることを優先させたいようです。

生徒会も執行部はやや暴走気味ですが、会長にはなにやら裏がありそうです。
女子生徒が襲われるということに反応していたようですが、そのなぞは今回は明かされません。

なつきは一番地の迫水から今回の事件に一番地以外の精力が関わっていることを聞き出します、さらには自分の母親にシアーズ財団が関わっていることも今回判明します。
こんなにクールなのに、どうしていじられキャラなんでしょうかw
舞衣たちと関わることで、16歳という年齢にふさわしい感情を取り戻している気がします。

そして今回のメインが教会のシスター紫子
異性に免疫が無い彼女ですが、美術講師の石神に何度も誘われついに絵のモデルを引き受けます。
モデルを終えて出てきたときに顔が真っ赤でしたが・・・ひょっとしてヌードモデル?
(ここで送っていくといった石神がシスターに断られて、目を開くのですが・・・なんとその瞳は命と同じ金色、さらにはどう見ても良い人とは思えない笑みw)
送り狼を避けて、夜道を行くシスターが見上げた空にはなんとHiMEしか見えないはずの姫星が輝いています、そこに女子生徒の悲鳴が聞こえてきます。

と、上げていくときりが無いぐらい、みっしりと伏線が張り巡らされてあっという間の30分でした・・・

こういうシリアス展開の表は、執行部の暴走ップリとか、キンゲ娘のリアクションとか、先週確率した晶と巧海の秘密共有コンビとかw 猥談でシスターを動転させる奈緒とか細かい萌え要素がたっぷり詰まっているのが凄い。
さすがにコレだけの情報を扱うのと、張られた伏線を回収せずに来週への引きだったので、30分の番組としてはやや散漫な印象ですが・・・前後編として捕らえた場合はかなり期待が持てるつくりです、コレで一週間待たされると思うと、かなりきついですがw
by tlunar | 2004-12-10 20:06 | 舞-HiME