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毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
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MMOだとどうしてもね・・・

「私が眠ると、みんな死んじゃう」 “ネトゲ廃人”その悲惨な実態 (痛いニュース(ノ∀‵))

廃人ではなくても、MMOであれば似たような感じはありますよね。
時間があれば良いですけど、接続時間が短くなるとペアやPTに気軽に行けなくなります。
リネはその辺かなり気軽な部類ではありますが、PTなら最低でも2時間ぐらいかかってしまいますし。
BOSS狩りとか、戦争になると、さらにゲーム上の時間的制約もあるので、それに接続時間を合わせる必要も出てきます。
テーベなんて、普通の社会人は平日には行けません。

そして、いったんPTやらペアで始めてしまえば、それぞれが役割をもってやっている以上、責任が生じてくるのは当然の事。
仲間の人達だって、都合をつけてアクセスしてPT組んでいる訳で、それを勝手な都合で「やーめた」とは、なかなか言えないものです。
雀荘に集まって打ち始めたのに、東3局あたりで「帰る」とか言い出すようなものですしね。
他人の時間を使う以上、「たかがゲーム」とは言えないわけです。

それが高じると、現実世界へ戻ってこれなくなったりするんですけどね。
なにしろ、MMOの世界では間違いなく「必要とされていて、その期待にこたえる事ができる能力がある」わけですから。

現実世界では、この2つを両立させるのはなかなか難しいです。
期待されていても、能力が足りなかったり
明確に期待されるという事が実感できなかったり

コミュニケーションの方法や
持てる能力が絞られているとはいえ、MMOは間違いなく一つの社会です。
キャラクターの後ろに確かに人が感じられるのは、「人と繋がっている」という安心感を生みだします。
あくまで擬似的なものではありますが、脳みそを騙すには十分です。

でも、今のところゲーム内で何処まで強くなっても、ゲーム内の通貨をどれだけ貯めても、現実には反映してくれません(R○Tという方法が無くはないですがw)
それを反映させようとしたSecondLifeも、まだまだ中途半端です。
FF11とFF14のように、運営会社のさじ加減一つであっさりと崩壊する社会である以上、柔軟性も非常にもろいと言えます。

複数の組織で運営されたり、基盤となる世界そのものがネット上に自己増殖していくようになったり、中で出来る事の柔軟性がもっともっと高度化すると、リセット可能なもう一つの現実社会に近付けるかもしれません。
そうなったとき、初めて廃人という人は、社会的に認められる存在へとなれるのかもしれません。

もっとも、そこまで現実世界に近くなるとMMOの中に作られたMMOで廃人になるかもしれませんがw
by tlunar | 2009-06-12 22:46 | リネの日々