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by tlunar
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ある独裁者の終焉

フセインの死刑執行、住民虐殺「人道に対する罪」
(Yahoo!ニュース 読売新聞)

捕えられ、「人道に対する罪」で死刑判決を受けていた元イラク大統領サダム・フセイン氏が処刑されました、前大臣の職務怠慢で4年間も死刑が行われていなかった国と比べると、判決から処刑までがえらく短いですが・・・

もっとも彼の場合、犯した罪というよりは、行動にどのような罪状を与えるか、彼の命が外交や内政のカードとしてどう使うかでどうとでもなってしまうので、一般の死刑囚とはだいぶ立場が違いますが。
いまイラク国内は、フセインが登場する前の状態に戻っています、武装勢力、宗教対立、テロリストに民族対立とアラブ地域の情勢が絡んで、どうにもならなくなっています。
それを力によって強引にまとめ上げたのがフセインであり、彼につき従う人達に限り、在任中は安定した時代ではあったわけです。
そして、今だ不安定なイラク情勢で長く生かしておいて、万が一にでも奪い返されたり、暗殺の疑いがあるような殺され方をした場合、更なる火種となるのを、現政権とアメリカが恐れたのかもしれません。

アフガンとパキスタンの国境紛争、中国とチベット、北朝鮮の核、東南アジアの軍事政権、南米の反米政府、アフリカのソマリア・・・

仕事が忙しかったり、今年を振り返って反省したりしながらも、平和に年末を過ごし年始を待ちわびている私たちがいる一方で、明日の命も定かではなく、年が変わっても、何も変わらない一日として、戦場で命を落としていく人や犠牲になる人達がいます。
それは、フ独裁者に対抗するためだったり、独裁者の権益を守るためだったり、政情不安のためだったり、戦争により起きた貧困や難民になってしまったからだったりします。

独裁者は誰に望まれることなく生まれることはありません、多数を占める人が背中を推した結果、誕生するものです。
多くの紛争地域には、独裁者がいます。
彼らにとって、今回のフセインの処刑は自らの運命とも言えるもの。
フセインを処刑した事が今後どう世界に影響を与えるのか、それは歴史が語ることになるのでしょうが・・・日本の隣にも独裁者がいますから、あまり人ごとじゃない。

何にせよ、来年は大きく世界が動くことになるかもしれません。
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by tlunar | 2006-12-30 18:43