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by tlunar
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舞-乙HiME Zwei 第一話「ユメノツヅキ」

舞-乙HiME Zwei 第一話「ユメノツヅキ」_b0012247_2310338.jpgキタキタキター!!
舞―乙HiME終了からはや7ヶ月!
待ちに待ったOVAの第1巻が手元に届きました。

舞-HiMEのシリーズが始まってからもう2年経つんですよね・・・はるか昔のような感じがします。
今回のOVAは舞-HiMEシリーズの第3弾ではなく、第2弾舞-乙HiMEの続編にあたります、エアル中の国を巻き込んだ戦いから1年後のヴィントブルームが舞台です。

以前はハチャメチャなおてんば姫だったマシロは為政者への道を歩み始めた一方で、アリカはマイスターとして独り立ちできないまま、それでも1年前に誓った、みんなが笑顔で暮らせる国を目指してオトメとして成長しようとしている・・・そんな時代設定で始まる今回の物語が描くのは、巨大隕石の落下に端を発する惑星エアル最大の危機・・・。

それでは、久しぶりの感想行ってみよう!



舞-乙HiME Zwei 第一話「ユメノツヅキ」_b0012247_22273413.jpg

隕石撃墜は、5分程度で終了。
それでも、軍服姿のチエ、ヨウコ先生のそばで働いてるイリーナに教授としていついてるガル、マキマキしてるシホ、ハルカにサラまだ引退してなかったロザリーに相変わらずのナオと一通りのキャラクターは顔見せ。

アリカのローブは2段階変形というか、蒼天の青玉本来の力を出すためにはマシロの承認と「蒼天」の掛声が必要らしい・・・ちゃんとGEMにも蒼天とか出てたし・・・2バイト文字にも対応してたんですね・・・

ブースターを装備した各国のマイスター達が隕石を破壊する寸前に軌道を変えた隕石も蒼天の青玉の力を解放したアリカによって破壊され、一見落着したかにみえましたが、破壊された隕石を満足げな表情で見ていたミユが、落下してくる破片に一つ変なものが混じっているのに気がつきます・・・ミユはそれを調べに破片の落下地点に。
一方アリカは相変わらずに見習のマイスターオトメ状態・・・ガルデローベから派遣されたミス・マリアにコーラル生のようにしごかれています。

マシロは連日の会議や書類の整理と為政者として頑張っています、そのために一部の国民から不満も出ている様子・・・
そのために一人一人に目をむけ、全てを救いたいと思うアリカと為政者として大局から良くしようと考えるマシロの間には微妙な齟齬が出てきています。
このへんが、テレビシリーズでは書けなかった「本来のオトメの姿」につながっていくのでしょうか? 「最近変わった」というアリカと「かわらなすぎじゃ」というマシロ、どちらも正しいがために並行線を辿る2人の姿は、彼女たちが単なる子供ではなくなってきている証拠といえます。(どっちも、理論としては子供っぽいんですけど・・・)

ガルデローベは学園長自らエアルへと落ちた隕石の破片の調査中。
ナツキ学園長はどんどんとダメ人間になっていきます orz
たしかにヘタレというのはナツキの属性なのですが・・・もうちょっと有能なところも見せてほしいものです、普段の有能さがあってこそヘタレが光るんですがねぇ。

調査隊が引き上げる一方で、残り1か所の調査に向かったシズル。
彼女が目にしたのは石化したミユ!
そしてシズルの前に現れたのは、ボロ布をまとった蒼天の青玉の影!!
布のようなものに襲われたシズルもミユ同様に石と化して佇むことに・・・・

ヴィントでは観光地&シュバルツの更生施設のような趣になっている元黒い谷(現猫神様公園)で舞衣が経営しているラーメン屋でマシロが愚痴をこぼしていました。
どうやらテレビシリーズの終盤での師弟関係が続いている様子。
命は相変わらず食欲魔人として勝手に過ごしてますが・・・黒き谷の周辺にシズルを石化した黒い影が現れると、その影響を受けたのか命は眠りに落ちます。
そして命が眠りに落ちると同時に現れたのは巨大なスレイブ。

眠りから覚めない命に強引に承認させてマテリアライズする舞衣、お互いにわだかまりが残りつつもヴィントを守るために承認を行うマシロとアリカ、そしてあんまり役に立たない学園長w
現れたスレイブは舞衣の火炎攻撃も受け流し、アリカの蒼天の霹靂にも耐えてしまいます。
マイスター2人が起こした爆発の方がスレイブの被害よりも大きい気もしますが・・・

2人+1が苦戦するなか例の黒い蒼天の青玉が真祖の霊廟に侵入し封印されていた真白なる金剛石を盗み出し、さらにその影響かフミの反応も大きく低下していきます。
それを阻止しようとするのは、若返ったミス・マリア!・・・やっぱり声は若くできないのね、一生懸命張った声を出そうとしてるのは伝わるけど、ちょっと無理があるかなw
真祖の間はマザーエイリアンが巣くってるかのような状態、そこでミス・マリアもミユ、シズル、アリカのような影に襲われることになります。

一方で、攻撃が効かずに苦戦するナツキのローブが真祖フミの影響力低下によってエマージェンシーモードに切り替わります。
マシロに現状を告げるナツキ、アリカはスレイブの進路にいる観光客の誘導をナツキに頼もうとしますが、マシロはそれを遮って一刻も早く学園に戻るよう要請します。
反発するアリカとナギが行ったようにオトメ全体を守るために行動するマシロ、マシロの考えがわからないと叫ぶアリカにマシロは「だったらわらわの言うことに従っていれば良い!」と答えます。
それはテレビシリーズのラストでマシロ自身がいった「自らの意思で考えろ、さもなくばオトメなぞいらぬ」という言葉と相反するもの。
その瞬間、アリカのマイスターローブの蒼天モードが解除されてしまいます。

自らの言葉にショックを受けるマシロをおいて、アリカは再びスレイブへと立ち向かいます。
アリアが思いついたのは、舞衣の攻撃を加速する焔のリングと、自らの青天の霹靂の合体攻撃。マシロの助けがなくても倒してみせるという意地もあって出した攻撃は見事スレイブを撃退させます。

そのころ真祖の霊廟に到着したナツキはローブのエマージェンシーモードが解けて、ただの学園長に・・・次の瞬間霊廟から例の影が飛び出し黒い谷へと向かいます。
スレイブを倒して一息ついていた舞衣もその黒い影に襲われ、さらには眠り続ける猫神様やマシロを乗せたまま黒い谷は現れた時のように濃い霧の中へと消えていきました。
黒い雲がエアル中を覆い、それを塀の中にいるナギ、髪が伸びたニナ、雪の街を歩くナオが見上げるなかエンディング・・・・

石化が確認出来たメンバーはミユとシズル(襲われたミス・マリアと舞衣もほぼ確定かな)
ほかに無力化されたのは真祖の影響力が低下した残りの5柱、認証を受けられないアリカ、眠ったままの猫神様。
テレビシリーズで味方だった内の最強メンバーが1巻で全て無力化という、先が全く読めない展開になってきました。

おそらく隕石から出てきたであろう、影の正体と能力
真白なる金剛石を奪った目的は何なのか
最後にチラッと出てきたニナに出番はあるのか
アリカとマシロのすれ違う思いに決着はつくのか・・・

数々の謎を残したまま、相変わらずふざけた内容の予告が流れて
第2巻「ア・ラ・シの予感」は結構遠い2月発売!!
OVAは良いけど・・・ちょっと間隔が空きすぎだよ・・・

【追記】
舞-HiMEの正式な第3弾はホビージャパンの連載小説「舞-HiME☆ Desitiny ~龍の巫女~」だそうです。
遂に映像メディアですらなくなったか orz
by tlunar | 2006-11-24 01:09 | 舞-乙HiME