毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
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四谷怪談の於岩稲荷に行ってみた

今日はお昼休みのついでにちょっとお散歩。
行き先は「東海道四谷怪談」で俳優達が災いを避けるために行くと言う「お岩神社」・・・この「四谷怪談」に関する舞台をおこなう時に、参拝しないと呪いのような怪我や事故が起こるというのは結構有名な話なのですが・・・

不思議と心霊スポットにはあんまり上げられないんですよね。

『シャレにならないから』とか『本当に危ないから』などといわれていますが、会社から想像以上に近いところにあるのを知って、いっちょみてみようと思ったわけです。





歩くこと約5分・・・住宅街の中に突然現れた小さな神社。
それが「於岩稲荷」と呼ばれる通称「お岩神社」でした、お岩さんの実際のお墓がココにあるわけではなく(お墓は巣鴨の妙行寺にあるそうです)、ここにあるのはお岩さんの家である「田宮家」の中にあった「屋敷社」があった場所だそうです。
言われている呪いには似つかわしくない、静かでこじんまりとした神社でした・・・縁の井戸やら、江戸時代当時のご本尊があったりして、神社らしい絵馬やら、祈願用の紙がおいてあったりしましたが・・・呪いの「の」の字もありません。

そして、お賽銭箱の横に置いてあった神社の由来が書いてあった紙に、私が初めて知る「お岩稲荷」の真実が書いてありました。

実在の田宮家の「お岩さん」は・・・ただの貞淑で勤勉な理想的なお嫁さんで、彼女の働きもあって落ちぶれかけていた田宮家は再興することが出来ました。その際に、信心深いお岩が熱心にお参りしていた田宮家の庭にあった屋敷社、それが「お岩稲荷」と呼ばれて評判になり、彼女の幸運にあやかろうと江戸中の評判になり、ついには普通の神社のように参拝できるようになった、というのがお岩稲荷の由来。

で、例の「東海道四谷怪談」のお岩のお話は、江戸末期で過激な描写が受けていたために、ショッキングな出来事と、知名度のある「お岩」の名前を借りて作り上げた完全なるフィクションだったというのです。
江戸中でヒットしたこの「四谷怪談」は、役者や演劇の関係者が詣でていましたが、そのうち演じる前に参拝しないと祟られるだのの尾ひれが付き始め、次第に「お岩神社」の由来が語られなくなっていった・・・

でも、コレが事実だとすると・・・お詫びに行くのは当然かも知れません。
怖い怨霊を鎮めるためではなく、本来は旦那を呪い殺すどころか、お家を立て直すために一生懸命尽くしたお岩さんをバケモノ扱いするのを赦してもらうためにw

なんでも、実際に行ってみるというのは大事だなぁ、と感じたお昼のお散歩でした。
お岩と頭についていますが、実態は普通のお稲荷さんなんですよね・・・
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by tlunar | 2006-06-30 21:00 | 日々想う事