毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

「画集 Wizardry」 画:末弥 純

b0012247_19562355.jpg今回は画集です。
コンピュータRPGの黎明期、多数の人間を廃人へと追いやった「Wizardry」。その日本でのイメージを決定付けた、イメージボードをまとめた画集です。

末弥氏の描くイメージが出るまではRPGのイメージと言えばD&D等に代表される洋物が主流でした。
戦士はみなマッチョマン、女性はみんなまつ毛バタバタでボンキュッボンのムチムチ、豪快だったり、迫力はあるのですが
・・・みなどこか濃いものばかり。

そのファンタジーという世界に、可憐、繊細、妖気といった日本的な感性を感じさせるイメージを私にもたらせてくれたのが、末弥純氏の画でした。
それまで画像などなかったWizardryの洞窟を探索するキャラクターが、ナイトもエルフもウィザードもどこか妖しさを感じさせる繊細な色使いで描き出され、ゲーム中も彼の描くキャラクターを動かしているとイメージする事で、キャラクターへの思い入れが非常に強くなった事を覚えています。

この画集には、Wizardryで使用されたイメージボードとモンスターのラフスケッチが収められてます。
あの、線と文字、モンスターのグラフィックのみで構成された「Wizardry」の世界をさまよった冒険者であれば、買って損は無いものだと思います。

美しく、妖しく、可憐で、儚さを感じさせるファンタジー世界・・・末弥純氏の描く世界は私がファンタジーと聞いて思い浮かべるイメージの基本にもなっています。
[PR]
by tlunar | 2006-05-28 20:19 | BookReview