毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
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第15話「アリカ、泣く。」

ようやく録画みれた・・・先週はなかなかエグイところで終わってた舞-乙HiME、このままアリカがオトメでいられなくなるわけはないのでその点は安心なのですが。
そろそろ終盤へと向うはずなのに、なかなかジェットコースターが始まらずに、ちょっと拍子抜けもしていたり。
はられた伏線が膨大なだけに、何処まできっちりと回収してくるかがそろそろ心配になってきた。
なにしろ、物語の着地点がまったく見えないんですから・・・とここまで書いて、前作も怒涛の展開は17話からだったことを思い出しました。

そうすると今回は、前半の物語の区切の回ということになるのかな?
なんだかんだと言って、一週間の基本になってる気がする舞-乙HiMEの感想です。

-----------story----------------
自分の心を確かめるために、夜の街を走るアリカは、路地裏で待ち伏せしていたガラの悪い男たちに捕まってしまった。それを救ってくれたのはセルゲイ。安堵のあまり泣き出してしまうアリカを、セルゲイはやさしく抱きとめる。しかしセルゲイは、「どんな手段を用いても本物のヴィントブルームの女王を手に入れろ」というナギの命を受けていた。そして調査の結果、それがアリカであるという情報をつかんでいて…。
-----------story----------------



タメの回でしたねー

いろんな伏線をいったん回収して、アリカのスタンスを一度元に戻してオトメへの夢に向けて再び歩み始めさせると言ったところでしょうか。
その裏ではあいからわず、アルタイがいよいよ動き始めたり、トモエの憎悪が育ってたり、ニナの恋心も大きくなっていたりと後半に向けての種もまかれているんですが・・・

セルゲイに振られてからのアリカの空元気なんかは、胸が切なくなりました。
マシロとのぶっちゃけトークでアリカ自身はリセットされた風ではありますが、セルゲイ=オジサマという切り札もあるし、セルゲイがアリカを突き放した理由がアリカの身を案じてのものだったりと本心が分かったら、アリカが惚れ直すって可能性もあります。
そうなるとニナが黒化するのかorz

【アリカの恋】
初恋だけに暴走していたアリカの恋心は、オトメのピンチをその想い人が救ってくれた事で頂点に・・・トイレで自分の気持ちを落ちつけて、セルゲイに告白する気まんまんです。
きれいな夜景が見える屋上で、ドキドキして・・・見詰め合ってキスする体勢に。
アリカは真っ直ぐなだけに、一度何かを目指すとそれだけになっちゃいますな。
オトメを目指すと言ってニナと舞闘勝負を受けた時もそうですし、今回だってアリカはニナがセルゲイに親子以上の好意を抱いているのを知っていたはず。前作は舞衣が抱えていたモノを一度すべて無くして、本当の自分を見つける物語でしたが。
今回は何もなかったアリカがイロイロなものを見つけて手に入れる話というスタンスの違いなのでしょうか、セルゲイを好きになったと自覚した後も、ニナの想いについてはアリカが少しも逡巡しなかったのは、ちょっとマイナスポイントでした。

【セルゲイの想い】
一方でセルゲイはアリカが自分に憧れていると、今回初めて気がついたのかな?いつもからかっていたアリンコと違う様子に一瞬流されそうになってましたが・・・そんなところは前作の楯のたまゆら祭の心情とにています。
しかし、セルゲイは楯よりも裏があります。ナギからは「得意の寝技を使ってもいいから、ヴィントの真の女王を手駒にしろ」との命令が出ています。
そして、アリカを暴漢から救う前に「蒼天の青玉を持つものがヴィントの女王」だという情報を得ています、そこから導き出されるのはアリカがヴィントの真の女王だという結論。
セルゲイとナギが目指す目的のためには、ヴィントの女王をナギに差し出す必要があり、セルゲイ自身はアリカの存在はあくまでも「自分の夢だったレナの娘」だから気になっていた、と自分では考えていました。
自分に好意を抱いているアリカを「得意の寝技」で言いなりの人形にしてしまう事は可能だったはずです、任務には忠実で有能なノースハウンドならそうしたはず、あの流れならあのままアリカをオトメになれない体にしてしまう事も可能だったはず・・・
しかし、レナの娘でもないアリカをセルゲイはナギからかばいます、それは自分からアリカを突き放す事、わざと「もてあそんだ」ように言ってから、アリカが語ったレナについても「子供を産むためにオトメであることを捨て、そのせいで王も王妃も、そして自分自身も守れぬまま惨めな最期を遂げたのさ」。」とけなします。
それは事実ではあるのですが、レナみたいに全部手に入れる事も出来るんだと思い、自分の母かもしれないと考えていた人をけなされたことでアリカは、セルゲイに平手打ちをして走り去ります・・・振り方としては完璧です、顔を合わすことが二度と無ければですけど・・・

セルゲイは愛娘のニナとの約束をキャンセルするほどに部屋で荒れてました、ナギが起すという「あの件」、そしてアリカを一人の異性として気にしていた自分、ナギにそむいたこと・・・イロイロ原因がありそうですが、ニナの事がすっぽりぬけおちてるのが悲しい・・・

【ニナ】
アリカとセルゲイ、二人は勝手に親睦を深めたりしている中で、一人夜中に懐中時計の写真をみて、セルゲイへの想いを募らせていたり、そのセルゲイに告白しにいったアリカを心配したりと・・・蚊帳の外状態・・事実を知ったらショックを受けるでしょうし、セルゲイの裏切りに対してナギがニナを人質として利用しそうで、一見平穏そうなニナが一番危ないというのは、このアニメならではです。アリカよりニナに幸せになって欲しい・・・

【トモエとミーヤ】
ミーヤを使っての、アリカへの暴行は未遂に終わりましたが、ミーヤはその事に耐え切れずに学園を逃げ出そうとしているんですね、のほほんと寝ているリリエの後ろで荷物まとめてましたし、夜逃げする気だったんですかね・・・そりゃレイプの片棒担がされたんですからね。
事実が発覚して、トリアスに連行されるミーヤですが、それを見たトモエの反応は「使えないわね、あのゴミクズが」・・・酷ぇ。
しかし、トリアスの尋問にもミーヤはトモエの事は出さなかったみたいです、トモエのお姉さまであるチエや、太郎達をしばいたシマシマ団ヘッドのナオはその存在に気がついてるみたいですし、前回の制服事件でミーヤを問い詰めたニナも、協力者の存在には感づいていたみたいですが。
トリアスから被害者のアリカにミーヤを告発するかと言われたアリカは、失恋のショック中だったことも手伝って、どうでもいい様子・・・
そして、同時にミーヤの自主退学の決定が伝えられ、この件はお開きになります・・・しかし、仮にも社交界の華とされているオトメの養成学校が、トリアスの面々は夜間に無断外出しまくってるは、オトメ候補はガラの悪い男と出来てるわ、在学中に駆け落ちしちゃうわと規律がゆるみまくってる気がするのですが・・・ホントに大丈夫なんでしょうか?あの人が学園長になったからとは考えたくないんですがw
トモエはたった一人で学園を去るミーヤのお見送り、「お餞別」といって渡した手紙とともに「寂しくなるわねぇ。でもわたし、絶対にあなたのこと忘れないから。」 という蛇のような笑顔でのセリフ・・・渡したのは、ミーヤがトモエにしたがっていた理由、脅迫のネタかな?
これは返してあげるけど、バラしたら絶対に復讐してやるともいえる宣言。ミーヤはヴィントを去る船の上でその「お餞別」をビリビリに引き裂いて泣き崩れます、実質的な脱落第一号・・・ミーヤはオトメになるというより、花嫁修業のつもりみたいでしたから今の内に脱落した方が良かったのかも(その割りに変な男に引っかかってましたが・・・恥ずかしい写真でも撮られたのかな・・・)。

【マシロとアリカの復活】
好意を寄せていた巧海頭が、ホモだったことと王族として考えなきゃいけないことに対しての手厳しい言葉に、引き篭もっていたマシロ。
チエとの深夜のデートで助言を貰ったアオイは、アリカをマシロと引き合わせます。
お互いに失恋をしているのが分かった二人は、思い切り自分の胸の内を吐き出して、思い切り泣いて・・・そして自分達の夢に向かって進む決意を新たにします。
アリカは立派なオトメに、マシロは立派な女王に、今が平時であればこのままメデタシメデタシで終わるのですが・・・

【世界は順調に平和が崩壊中】
シュバルツを擁して改良型スレイブを大量に保有するアルタイ
ハルモニウムの起動にいち早く反応し、アスワドを使ってまで過去の技術を手に入れようとするカルデア
リーダーを中心に、科学技術の復活と星の時代へとの回帰を狙うアスワド
お互いの王のオトメを出してまで国境を争う、ルテーシア・ロムスとレムルス
王のオトメが不在となったフロリンス
所在不明だったハルモニウムが移転しているヴィントブルーム

火種はそこらじゅうに散らばってます、いったん火がつけば燃え広がるのに時間はいらないのは明らかです。アルタイが口火を切るみたいですが・・・アリカ達コーラルがそれにどう絡むのかが見えてこないです。

【まとめ】
今回ナギがセルゲイに言った、「君が望むモノ」とはセルゲイがレナを言う時の「夢」と同じものなのでしょうか、そしてなぜセルゲイにとってレナは「夢」なんでしょうか。
10歳にもならないナギに、セルゲイが忠誠を誓った理由・・・見た感じセルゲイは10代に見えたのですが、その頃に何があったのかが謎ですね。
ハルモニウムがなんなのかもまったく触れられないですし、見せ場を意図的に作っていた前作と異なって、見せ場よりも伏線を使ってのたわみを重視している構成になってるだけに、後半の怒涛の展開に期待しています。

それにしても、物語の収束点が見えないなぁ・・・
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by tlunar | 2006-01-20 19:51 | 舞-乙HiME