毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
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モノを産み出すという事

昨日ライブドアが強制捜査を受けてました。
マスコミの取り上げ具合が大きいので一部では「今日のヒューザー証人喚問のカモフラージュ」とか「見せしめ」とか「産経グループの仕返しw」とかいろいろ噂されていますが、起業したときとは別のM&Aや株の分割などのファイナンス事業で大きくなったライブドアという会社を創ったレ堀江さんが『時代の寵児』であることは間違いないわけです。

大学を出たばっかりの青年が、仲間と作ったベンチャー企業。
そこから様々な手練手管を駆使して、一国の総理大臣と会談したり、各界の著名人とも親交を得るようにまでのし上がったわけです。
好きか嫌いかで言えば「嫌い」な人と答えますがw

ただ、ライブドアがこの件だけで失脚するとしたら、それは「モノを作り出すこと」から逃げたせいではないかと思います。
ライブドアは一般マスコミが注目する前から様々なIT関連の企業を吸収合併してきたわけですが、そのほとんどは1+1が2になるどころか1.5ぐらいにしかならなかったり、下手すると0.5ぐらいになったりしていたために、自分で何かを生み出すわけではなく、他人が創りだした資産を会社ごと吸収して自社の株価操作で儲けを出すというのが、現時点のライブドアの姿勢なのではないでしょうか。

0から1を作る、すなわち無から有を産み出す事は多大な労力を必要とします、それは実際に生産をする第一次産業だけではなく、アイデアやデザイン、文章なども何もない状態から形にしていく作業は、場合によっては七転八倒の苦しみが伴ったりします。
最近の「価値観の想像」にしても1+1=2ではなく、3や4にするためにはその増えた分を産み出さなければいけないわけです。

自分が携わっている「広告代理」という仕事は、ともすれば出来たモノを右から左に移すだけで成立してしまいかねない業種なわけで、そこにいかに自分なりの「モノづくり」を見出していくかが悩みの種だったりします。
0から1を作り出す場合、苦しみもありますが同じだけの喜びや達成感もそこにはあります。
芸術家や職人の域まで行くのは難しいかもしれませんが、常に何かを「創っていく」ということを忘れないようにしていきたいと思います。

去年か何かに、株で稼いだ大金をばら撒いた男性のインタビューや、この間の株の誤発注で40億近くを稼いだトレーダーのインタビューを見ましたが、どちらも産みの喜びとは無縁な感じでした、お金を稼ぎ増やすことを否定はしませんが、それとは別に産み出す事、創り出す事を人間は放棄してはいけないんだと思います。

マンションの偽装問題についても、同じことが言えますね・・・自分の手で産み出したモノでないからこそ、単なる「数値」としてしか捉えられないんでしょうね。
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by tlunar | 2006-01-17 23:50 | 日々想う事