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毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
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第10話「それが乙女の一大事」

前後編で描かれた今回のエピソード
色々な思惑が紛れ込んでますな・・・伏線もそうですが、ファンとしても前作の主人公「舞衣」は登場するのか、とか色々ありますがw

微妙に重くなってきた舞-乙HiMEの感想です

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行方不明になったアリカ。ナツキをはじめとする学園関係者たちは、急遽遠足を中止し、その捜索に乗り出す。アカネたちやセルゲイもその協力を買って出た。しかしそれは、ナギから命じられた、エアリーズに残る旧暦の遺跡調査をするカムフラージュでもあった。
 遺跡付近の断崖をボートで旋回するセルゲイは、アスワドのサイボーグに襲われて崖から転落するアリカの姿を目撃。応戦するが、ボートを破壊されてしまう。それでも、なんとかアリカを岸に助け上げたセルゲイは、使われなくなって久しい小屋にアリカを抱えていき…。
-----------------story-----------



さて・・・
でぼちんのマテリアライズキター!
ミドリちゃんキター!
愕天王キター!
ラドの中身もキター!

なんでマイは出てきませんか orz

しかし、トモエはドンドン腹黒になっていきますな、と言うよりは憎しみで周りが見えなくなってきてるのかも・・・演技に余裕が無くなってきてるみたいですね。
色々とアリカを陥れようとしているみたいですが、それに対して真正面からぶつかって跳ね除けているアリカ、だからこそトモエの反応も過激になっていくんでしょうね・・・
ミーヤはそれについていけなくなっているみたいです。
学園内にある不穏な空気、それがトモエの存在なのですが、今回は少しやり過ぎたみたいですね、ヨウコ先生が疑念を持ちましたし、命を狙ったも同然ですから制服の時とは違います。
しかし、このトモエの存在は、ここぞという時に効いてきそうですね・・・崩壊の最後の一押しを行うのが彼女のような気がします・・・

アリカの捜索に託けて、ナギがセルゲイに命じたのはエアリーズの遺跡の調査、スミスが持ってきたのはアスワドがこの遺跡を狙っているという情報でしょうか?
セルゲイを囮にする気だな・・・また、軍人として有能なセルゲイなら何か掴んでくれるかもって事かもしれません。

そしてナイスタイミングで、アリカのピンチに到着するセルゲイ・・・すごいぞ、マンガみたいだ(アニメです)
ボートを見てルーメンが呼び出したのは、スレイブ?「ゲド」とか呼んでましたが
異空間から呼び出されたそれはシュバルツが呼び出すスレイブよりもメカに近い感じ、前作のチャイルドに近いのかな?
普通のスレイブでさえ、通常兵器が効かないのにボート備え付けの水中銃でどうにかなるわけもなく、あっさり沈められるセルゲイ。
ルーメンは追い討ちは、かけなかったみたい・・・絶対に殺すというよりは、死んでるだろうぐらいだったんですな・・・甘いやつめ。

アリカがいなくなって衝撃を受けてたのはマシロ、ニナも心配そうでしたが、ニナにとってはお父様であるセルゲイがいなくなった方が大事なわけで、それでも必死で耐えていたのがけなげでした、耐え切れず飛び出そうとしたところはシズルがちゃんとフォローしてくれましたし・・・

しかし、やっぱりローブの展開やスレイブ出現の「高次物質化反応」はヨウコ先生がキャッチ出来るのか・・・そりゃアリカとマシロが契約したのも直ぐに分かるわ・・・ただマイスターなのかコーラル、パールなのか、それ以外なのかって判別しか出来ないって事でしょうか?

腕に傷を負いながらも何とか海岸にたどり着いたセルゲイとアリカ、といってもアリカは気絶中・・・追い討ちはかけてませんが、セルゲイはそんな事知らないわけですから火を焚くわけにもいかない、気絶してるアリカは濡れた体操服で熱を出し始めてる・・・
そうなれば、取る行為は一つしかありませんねw
しかし、下着まで脱がす必要は無いと思うぞセルゲイw

気絶からさめる時に「ばっちゃっ!」とか言う事の多かったアリカですが、今回は「おいてかないで、一人にしないで・・・」と言って涙流してました・・・常にポジティブで明るく見えるアリカですが、ガルデローベに来る前に育ての親であろう「ばっちゃ」を亡くしているんですよね、そして生きているかどうかも分からない、母親を元オトメだったという証言と蒼天の青玉だけを頼りに、探しに出たわけで・・・結構重い過去を持ってるんですよね。
もっとも、怪しげな教えのばっちゃといい、ミユ視点で金色に光る髪といいまだまだ謎も多いですけど・・・
養女のニナと同い年とはいえ、年頃の娘を裸にして肌を密着させたセルゲイ・・・ケンコウな男として当然ながら反応しかけるのですが、その体の華奢さと真っ直ぐに夢を追いかけるアリカの姿が重なって、愛おしさというか保護欲の方が先にたったみたい、まぁ10代そこそこで当時4-5歳だったニナを養女にしたぐらいですから、そういった優しさがセルゲイの原点なのかも。

いっぽう捜索組みは、エアリーズの遺跡にサイボーグがいることを突き止めます、見張りに立つアスワド「ダイン」を物陰からこっそりアカネちゃんが見ていたときは、死亡フラグかと・・・・w
そしてサイボーグの言葉に微妙に反応するヨウコ先生、これは後半でその理由が分かります。
遺跡と聞いて「それって何?」と白々しく聞くナギ・・・ほんとにコイツは幾つなんだw
しかし、遺跡は立派なエアリーズの資産な分けで、そこに進入したアスワドはアリカ、セルゲイの行方不明についての容疑者ではあるが、確定ではないわけで、そこにガルデローべが介入することは出来ない・・・結構縛られてますね、それだけガルデローべの存在はエアルの世界情勢の中で大きい理由でしょうけど。
しかし、さすがユキノ大統領、審議会メンバー3名以上の同意をえる事でそれを回避できると言います、ユキノ、マシロ、そしてナギ。
ニナはナギに目を潤ませて懇願します、それを見てちょっと驚いた表情のナギ、セルゲイは自分の右腕だからと言う理由で同意しますが・・・今から行けばアスワドとオトメが衝突する可能性が高いと読んでたみたいだ・・・さすが段取りの名手w

そして、物語は怒涛のBパートへ・・

ここからは、戦闘描写もそうなのですがそれに隠された設定が多すぎです。
最後のアリカのセリフじゃないですが「なんかいろいろあって私も変な感じなんですけど・・・」って感じw

翌朝、セルゲイの胸の中で裸で目覚めたアリカ、お約束どおり絶叫を上げます。
しかしさすがプレイボーイセルゲイ、粗末な胸って酷い。アリカよりはるかに小さいニナが聞いたら絶望しそうなセリフだw
アリカは一応お礼を言います、この辺はさすがばっちゃの教育が行き届いてますね。
ただ「セルゲイでいいよ」という言葉に対しては「裸見られたからって、馴れ馴れしくなんかしないんだから」と反論・・・アリカ、それは逆だ馴れ馴れしくしないんじゃなく、するなと言うのが正しいw
プレイボーイらしく軽くかわすセルゲイ、そして言葉とは裏腹にスッカリ打ち解けるアリカ、素直な娘だ。
一晩を過ごした海岸の小屋からでて、森の中を進むセルゲイとアリカですが、遺跡の調査を終えたアスワドと遭遇、アスワドをつけていたスミスの策略もあって見つかってしまいます。
あっさりと「消せ」というミドリ、それを救ったのはミドリとシズル、ニナとナツキのガルデローべのメンバー。
ようやくセルゲイと会えたニナは笑みを浮かべかけますが・・・言われたとおり素直に「大丈夫セルゲイ」といきなり呼び捨てにして、その腕をつかむアリカとそれを気にした様子もないセルゲイに、表情が曇ります。
ああいう、親密さはニナにとってしたいと思っていても、出来ない行動ですからね・・・ニナは溜め込むだけに爆弾が少しづつ大きくなって行く感じが・・・・

そして、アスワドの前に現れたのはナツキ、シズルを前にしても「手合わせしたいと思っていた」と余裕だったラドが驚いています、ナツキ実は強いのか?
もしかしたら、「何でヘタレなのにこんなに偉そうなんだ」と驚いたのかも知れませんがw

正義の味方のお約束として崖の上からの口上を述べたのは、正義の象徴ハルカ・アーミテージ。
しかし認証貰わずに飛び出して墜落w
ただこの事が某ネタバレのようにやっぱり五柱なのに、ユキノのオトメになるために一時的に能力が制限されてる事の伏線の気もする。
改めて行ったマテリアライズは仮面ライダー、ただしGEMの表示はカッコつき・・・なんとも意味深。

ハルカのガンダムハンマーをミドリは漫画版同様にREMをつかって素手で受け止めます、そしてアスワドがカルデアから依頼された品物は、エアリーズ遺跡に隠されていたチップのようなものでしたが、ナギの読みどおり、アスワドとオトメが衝突している隙に、スミスが横取り・・・凄いぞスミス実は有能だったんですな。

逃げたスミスとアスワドを追おうとしたシズル達の前に立ちはだかったのはミドリ。
そして呼び出すスレイブは愕天王!!
アッサリ叩き落されるハルカ!シズルと互角に戦うミドリとシズル・・・と言いたいですが、吶喊した愕天王をジャイアントスイングで振り回すシズルはやっぱり強い。
ミドリはREMで体内のナノマシンを単独で制御出来るみたいですが、オトメのGEMとちがって300秒の制限付き。
今回は完全にシリアスキャラになっちゃいました、もう「じゅうななさい」って言ってはくれなさそうだなぁ・・。
そして、ミドリちゃんとヨウコ先生は幼なじみ。ヨウコの写真にはラドの元であろう黎人さんの姿と小さいヨウコとミドリの姿が・・・ただ14年前にはアスワド4人組みは居たわけで、あのサイボーグはアスワドの中に受け継がれているのでしょうか。
そういえば、ヨウコ先生もナノマシンの専門家となってましたが、元オトメって訳ではなさそうでしたし、彼女がガルデローべに来た理由と、若くして主任になった経緯も知りたいですね。

今回は死亡者は遺跡を護っていた兵士だけ、アリカは元気になったエルスと無事に対面、ニナはセルゲイにおそらくアリカとの事を問い詰め、アスワドは結局スミスを取り逃がし、この騒動で「遠足」はやり直し・・・アリカはイマイチ落ち着かないながらもオトメを目指すことを夕日の海岸で拳を振り上げてオジサマに誓います。

そのオジサマであるセルゲイはホテルの部屋でナギと話し合い、シュバルツとナギの関連を聴きだそうとしますが、「君も秘密があるでしょ?」とかわされてしまいます。
ようやく国に戻ると言うナギですが、ここで衝撃の一言を・・・
「まったく、バカばっかりで困るよ。兄貴達の嫁と子供達なんて・・・キミに一緒に始末しといてもらえばよかった」
セルゲイが若くして、ナギの片腕となっているのはこういった裏の仕事をやっていたからなんですな、アリカに語ったようになりたくてなった軍人の現実というか、暗い一面を知っているわけですな。
ニナやアリカに見せる優しさも、こういった体験から来ているのかも。

「裏切っちゃダメだよ」

ニヤリと笑うナギと、それに従うセルゲイ・・・ナギが戦争を起し、ニナやアリカがその犠牲になると言う時、セルゲイはどう動くのか、そしてニナやアリカはオトメ候補生としてどう判断するのか、重たい話になりそうです。


そして恒例の予告・・・登場人物はナツキとミドリ、シズル(デュラン)
はっちゃけすぎだw
前作見てない人おいてけぼりの、ワンコシズルと舐められるナツキw
シリアス展開が一気にぶっ飛んだよ
by tlunar | 2005-12-10 11:12 | 舞-乙HiME