毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
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舞‐HiME 第25話 「運命の刻へ」

「蝕の祭」で舞い踊るHiME達の悲しき1場の幕が下り、そして残された人達による最終章の幕が上がる。
最後の舞台に登るは、4人のHiMEと1枚のジョーカー、HiME達は自らの想いを賭けて舞い続ける、それは祭の最後に上がる花火のように、一瞬のきらめきと儚さで舞台を彩る。
そしてジョーカーは、祭の舞台そのものを覆すために、自らに与えられた力を振るう・・・
鬱な展開は過ぎ去った(ハズ)、後はエンディングに向けてまっしぐら、最終回直前の舞-HiME感想です。

-----------------------story------------------------------
媛星の影響で徐々に荒廃していく街。千絵とあおいも学園から出て行くことになった。人気のない駅のホームで舞衣は二人を見送る。時を同じくして、なつきは母の落ちた断崖で迫水と会い、決意を改めていた。
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<アバン>
【千絵とあおいとの別れ】
すっかり寂れてしまった夕日が落ちる駅で、千絵とあおいの2人と別れる舞衣。
待ってる、後で行くから・・・とのセリフから、休校となった風華学園からの受け入れ先への転校のようです。
彼女達は舞衣にとって日常の象徴です、その彼女達が去っていった風華の地の上空には、もはや、その細部までもはっきりと見ることのできる「媛星」が・・・それは、巨大なHiMEの痣と同じ形をしている、禍々しい物体。
「明日で全てが終わるから・・・」
・・そう呟いた、舞衣は一人学校に戻ります。
<Aパート>
【なつきと迫水】
その頃、なつきは迫水とともに、母親が亡くなり、静留がHiMEであることを明かした、あの崖に迫水と来ていました(9話で痴態をさらしたのもココですがw)・・・
母親の真意は分からないが、なつきを大事に想っていたのは確かだと言う迫水に、自分の中の母を信じるというなつき。
なつきへの想いから、一番地の支部を壊滅してまわる静留のこともここで、なつきに告げられます。
「藤乃(静留)さんも、あなたに恋をしてしまったから・・・あんな風に・・・」
「それなら、私は恋など、知りたくもない」
「でも・・・多分・・・それがあるから、人は生きていけるんですよ。」
自分を救ってくれた人を、自分を好きだと言ってくれた人を、見捨てるわけにはいかない。そんな決意をこめたなつきの瞳は、最初の頃の復讐することを目的としていた頃の冷たさを秘めたものではなく。暖かみのある、それでいて真っ直ぐな光を湛えていました。
「ご武運を・・・」
そういって、迫水はなつきを送り出します。

【風華学園の舞衣となつき】
夕暮れの教室で一人過ごしていた舞衣、千絵やあおいそして楯を思い出して涙ぐむ彼女の所になつきが現われます。
HiMEの戦いのために破壊されたままの学園を見て回る2人は普通の女子高生のように、会話をかわします。これが終わったら、全てが終わったら・・・今度こそ、学校生活を楽しみたい、それはHiMEとしての運命に翻弄されてきた2人の、ささやかな望みなのかもしれません。

2人がしんみりしている頃、地下のジメジメした場所で、凪と黎人は悪巧み・・・
結局行方の知れない深優の存在、人造のHiMEであるアリッサの存在によって祭の進行が狂ったと、ちょっと不機嫌な凪に対して黎人は「このほうが面白い」といい放ちます。

今回の蝕の祭を、いままで繰り返して来た祭とは根本から違うのだからと言う黎人に、凪はやはり、今までの黒曜の君とは違うと言います・・・黎人は否定しますが、その時胸のペンダントが明滅し苦しそうな表情を黎人は浮かべます。
これは、やはり黎人と黒曜の君の意識が分かれているという事なのでしょうか・・・・

【なつきと舞衣、そして命の夜】
夜になってなつきと舞衣の2人は、学園寮の舞衣の部屋にもどります。
いつ見ても、とても寮とは思えない広いバスルーム(部屋ごとに付いてるのが凄い)で、HiMEの痣を触るなつき・・・それは、薄い光を放ち媛星の接近、定められた刻が近い事を告げています。
食事の用意が出来たと、いきなり扉を開ける舞衣。
久しぶりに、誰かのために作る食事のためか、舞衣の表情も明るく、久しぶりに舞衣の癖である「困った時に額をポンと叩く癖」も見ることが出来ました。
バスルームに声を掛ける時に、いきなり扉を開けるのは命と住んでいた時の習慣だったみたいですw

夕飯はラーメン、舞衣お得意のレパートリーですが、材料がなかったのも事実でしょうね。
その美味しさに驚くなつきに、得意げに答える舞衣ですが・・・台所に残る命のお弁当箱や、命が舞衣の作るラーメンが大好きだと言ってくれたことなど・・・この場にいない命の存在が2人の間に微妙な影をおとします。
誰かの世話を焼くことで、自分の気持ちを押し殺す言い訳にしていた舞衣にとって、命は依存する先が巧海から変わっただけの存在でした。
それが一緒に暮らすうちに、本当の妹のように自分を肯定してくれる大切な存在になっていました。
しかし、舞衣の大切なものであった楯を消滅させ、祭を止めるために倒そうとしている黒曜の君に付き従う命とはいまや完全な敵同士・・・
それでも、巧海が消えた時、そして楯が消えた時に命が流した涙、その意味を直接会って、命に確かめなければと舞衣は決意します、たとえそのために戦わなくてはいけないとしても。

「本当の好きって、何なんだ」
命から舞衣に何度も問いかけられたこの言葉は、この「舞-HiME」という作品の根底に流れるテーマなんだと思います。

舞衣となつきと同じく、地下の黒曜宮で命もラーメンを食べていました・・・
作ったのは、目から意思の光をなくした二三さん、卵とネギだけのシンプルな舞衣のラーメンと違い、豪華な食材(蟹、ホタテ、ワカメ、雲丹)がのった海鮮ラーメンです。
「うまいな・・・やはりラーメンは美味い・・・」
自分に言い聞かせるかのような、褒め言葉にもなんの反応も示さない二三さん。
まったく自分に反応しない人と過ごすのは、一人でいるより孤独感は大きくなります・・・舞衣の姿を思い出し、泣きじゃくる命・・・それでも、二三さんの瞳には光は戻らず、ただその場に立っているだけ・・・
しかし、何のために黒曜の君は二三を使えさせているのでしょうか、真白がいない今、なんの力も持たない(メイドとしては優秀なのかも知れませんが)彼女を、身近に置いておく意味はないような気がするのですが。

食事のあとも泣き続ける命に黎人が、優しく声をかけます。
舞衣に対しても、命に対しても、悲しむ彼女達をただ受け止め、自分の懐に入れる事で彼女達から自分で行動するという意思を奪い、自分の思うままにコントロールしようとするのが、彼のやり方です。

舞衣はそれでは落ちませんでした、どんな悲しみの中でも、つらい時であっても舞衣が大切な人と思えたのは、自らと同じ場所に立って自分を認めてくれた人でした。
しかし命は、自分の心がいまだわからず、自分を必要としてくれている黒曜の君に、ただ縋っています。

その時、なつきもまた、自分を慕うあまりに狂ってしまった静留をとめる事を決意していました、そしてそれが、自分の命をかけなければかなわないことであることも。

当の静留さんは・・・・ボロボロになった着物をまとって、歩いていました(つД`)、最初の頃の上品で、たおやかな京女の面影が何処にもありません・・・
残ったHiMEがそれぞれに決意を固めるなか・・・刻限を示す黒曜宮の時計の針が進み、媛星が迫る封架の地に、鐘の音が鳴り響きます。

翌朝、情報屋の山田が選別にと届けてくれたバイクに乗って、なつきは静留の元へと向かいます。
「おそらく私は生き残れない・・・あとは全てお前に託す」
なつきにすでに迷いはありません・・・静留の一番大切な者は自分、その静留のチャイルドを倒したら自分は消えてしまう。
それでもHiMEとしての運命に抗うため、静留を自分が止める、舞衣に全てを託すために。
「舞衣、お前と出会えて良かった」
「私も」
最後の挨拶としては、あまりにもそっけない、だがなつきらしいセリフをのこしてバイクで走り去るなつき。
それを見送る舞衣も、自分が倒すべき相手、黒曜の君がいる黒曜宮に向かいます。

迎え撃つ黒曜の君は、命を防衛に配し、凪に役割を果たすよう告げて準備万端・・・
「いよいよ最後の舞台の幕が上がる、新しい世界は僕と僕の妻が創る」
すげぇ小物っぽくなってまいりましたw
このときに自分の相手を、「命」ではなく「妻」といっていることで、黎人が命を切り捨てる気まんまんでいるのがわかります。
妨害に現われるであろう、行方の知れない深優に命をぶつけて時間を稼ぎ、柱が11本そろった段階でこちらに向かっているであろう、舞衣を手中に収める・・・悪役としては1.5流っぽいですね・・・腹黒さでは一級品ですがw

【深優・グリーアとの邂逅】
黒曜宮へと向かう舞衣の前に、深優が現われます。
死んでしまったアリッサの仇を討つ、それは媛星の力を操るもの、それが深優の復讐の対象・・・
「あなた方はコマに過ぎません、真に復讐すべきはそれを動かすもの・・・」

「蝕の祭」その本当の姿を知らされ、自分の心の迷い、疑い、弱さによって、お互いを傷つけ、大切な人を失うという戦いを、続けてきた舞衣達は、まさにコマ。
力の源である、想い人を失った舞衣に戦う力も無いのに何をしにいくのかと深優は厳しい言葉を投げかけます。

「誰のためでもないわ、わたしがそうしたいと思ったから」

そう答える舞衣をみて、深優は自分のメモリーを消去しなかった碧の姿を思い浮かべます。
自分とアリッサのような結びつきもない、ただの「想い」を根拠に行動する・・・それを不可解だと言い切る深優、アンドロイドである深優は、深優のメモリーだけでなく、彼女の機能そのものとしてもアリッサと結びついています、それは精神と肉体の両方で結びついているのと同じこと・・・それからすれば、舞衣たちの想いは確かに脆弱なものに映るのかも知れません。
舞衣の態度から、入り口の場所を確定しその場からダッシュで移動する深優。
・・・フィルムの早回しみたいで、ちょっとうけましたw

【なつきと静留/深優と命】
誰もいない生徒会室で、以前のように制服姿でお茶を飲む静留、そこになつきはバイクでドアを突き破り突入します。
これ以上、一番地そしてHiME達を倒させるようなことはさせない、というなつきにたいし、静留は覚悟を決めたように呟きます。
「やっぱり、ウチの想いは受け入れてもらえへんのやね・・・」

そういってエレメントを発動する静留に、なつきもエレメントで発砲しますが、全て薙刀で叩き落されます。バイクで逃げるなつきに、静留は清姫を呼び出して襲い掛かります。
その戦いが始まった時、黒曜宮への入り口となる図書館前にたたずむ命の所に深優が姿を現します。
「刺し違えてでもお前を倒す、兄上もそれをお望みだ!」
・・・・ミコチン完全に捨て駒にされています、たとえ生き残っても命ならどうにでも出来るということでしょうか・・・
対する深優は、入り口に金色の炎を見ます・・・それは、アリッサの歌を色彩で見ることの出来る深優が見つけた、アリッサの魂なのでしょうか・・・
その光をコードとして、深優はその全ての機能を解除します。

このプロセスは、ロボアニメが好きな人にはたまらない展開でした、OS「M・I・Y・U」が起動し、機能を解除していく様子が、深優の声で淡々と読み上げられていくのは、非常にカッコイイです。
「SWORD」「ARTILLERY」「DRILL」「CHAIN SAW」「SECRET」という、魅力的な装備から選んだのはガトリングモード「ARTILLERY」(中世ラテン語「(矢などを)放つ道具」)。
それと同時に、深優はパーカーを脱ぎ捨てて、戦闘服姿になります。
モードチェンジと同時に、蒼かった戦闘服のミスリルドレスがスカーレット色に変化します。
命もミロクを召喚し、深優の銃撃を地中からのトゲではじくと、そのまま深優に突っ込んでいきます。深優はローラーダッシュで後ろ向きに回避しながら太ももからミサイルを発射して、森の中へ逃げ込みます、それを追って命も森の中へ・・・・
<Aパート終了>

深優と命の戦闘描写はもうちょっとやって欲しかったな・・・DBなら2週はこの戦闘が続きますよ。倍の4クールあればこの辺がもっと長く出来たのかもしれませんが、戦闘シーンの動きはさすがサンライズ、もっと見ていたいと思わせる滑らかさですw

CMには舞-HiME関連の商品(DVD、ドラマCDなど)もあるのですが・・・これだけ見たら、本当に「萌えアニメ」だと思うだろうなぁ・・・実際はエグイ欝アニメですがw

<Bパート>
【なつきと静留、そして封印の間】
深優の後を追った舞衣が図書館の中へ入るとそこに待っていたのは、蝕の祭実行委員長の凪。命の行方を尋ねる舞衣に、黒曜の君の元へと導いてあげるという凪、黒曜の君が望んでいるのは舞衣だからと・・・

一方、静留の攻撃から逃げるなつき、清姫はますます巨大化しています、それに乗ってなつきを追う静留はその想いを口にします。

「うちはほんまになつきを苦しめるつもりはなかったんよ、でもやっぱりうちやっぱりなつきが好きなんどす。・・・せやから、たとえ怨まれようとも、なつきをうちのモノにしてみせます!」

それは狂おしいまでの想いのあらわれ、口からジュリアの粘液を吐いてなつきを捕らえようとしますが、なつきはついにデュランを呼び出します。

「ならば、私はお前を止めてみせる、私自身の全てを賭けて!」

呼び出されたデュラン・・・・デカッ!!
いままでは、大型バイクぐらいだったのに、ちょっとしたビルぐらいのサイズになってます・・・今までは、不確かな母親の思い出を鍵として呼び出していたデュランですが、静留という想い人をしっかりと意識することで、チャイルドを巨大化させたということでしょうか・・・・。
まぁ、今までのサイズのデュランだと・・・清姫の餌になっちゃいますがw

想いの強さがチャイルドの強さになる、そう言ってデュランの頭に立つなつきに、清姫に乗った静留が突っかけます、自分が否定されていると思っている静留は、そのデュランの大きささえも悔しいのか。

「・・・そんなにうちの事が嫌い?!」

頬を染めながら薙刀を振りかざして迫る静留は狂気ではなく、一途に誰かを想う17歳の少女らしい表情で描かれています・・・かなり過激な想いですけど・・・

舞衣が凪に導かれたのは、HiMEの想い人たちの命を吸って立ち上がる柱のある封印の間。
柱が11本建つときに、真の姿を現す黒曜宮への入り口がある場所。

そこに立つのは9本の柱。
あかね、晶、二三、碧、雪之、奈緒、シスター、詩帆
楯の命を吸った柱に寄り添う舞衣に、凪が追い討ちをかけます
「あれ?1本多いなぁ・・・・決着ついたのかな?」
舞衣はそれを命のものだと考えたようですが、前回の時点で9本の柱がすでに建っています。
それは、人造のHiMEであるアリッサのもの・・・凪はそのことを知っているはずですが、最後まで苦しめ、舞衣から全てのモノを奪おうとするのは、さすが実行委員長です。

そして、なつきと静留の戦いは大詰めを迎えます。
デュランは清姫と互角に戦うものの、なつきの銃は静留に全てよけられてしまいます。
焼け落ちた教会に駆け込んだ静留を追ったなつきを、清姫が教会の鐘を落とし、その中になつきを閉じ込めます。
これは、「清姫」の名前の由来である道成寺説話のラストで、お寺の鐘に逃げ込んだ恋人を、清姫が焼き殺すという場面のオマージュですね。

そして、その鐘を取り巻くのは、蛇身でがわりの静留のガリアン薙刀・・・鐘を砕きなつきを縛り上げると、静留は手元に引き寄せてなつきを抱きとめます。

「(もう、離しません・・・・あんたはうちのモノや・・)」

嫌われようと、怨まれようと、なつきを自分のものにするという想いで動いていた静留に、なつきはある行動でこたえます。
そっと、静留の顔に手を添えると・・・そのまま、静留の唇に自分の唇を重ねます。意外な行動に静留は戸惑います、キスを終えるとなつきは静留を抱き寄せ、自らの胸の内を語ります。

「静留、ずっと誰も信じられれずにいた私に、初めて踏み込んできてくれたのはお前なんだ・・・でも、やっぱり私はお前の望むような気持ちは持てない・・・」
「私を好きになってくれたことは嬉しい。。。私はお前が好きだ、静留」

それは、恋愛ではなく友愛の告白。
静留の全てを受け止め、その上でなつきが静留へと伝えた想い・・・そして、静留を止める最後の行動をなつきは起します・・・HiMEとして、友人として舞衣に全てを託すために。
思いがけぬなつきの告白に呆けている静留をおいて、なつきはデュランを振り返ると清姫と組み合っているデュランに命じます。

「デュラン!ロードシルバーカートリッジ!!撃てっっっっ!!!」

それは、デュラン自信も巻き込む零距離射撃の命令、自分の命を賭けて止めるというなつきの決意の行動。
清姫の体は砕け、そしてデュランもその反動で消え、なつきは安堵した表情の静留を抱きかかえたまま、光となり消えていきます・・・そしてなつきの想い人となった静留もまた。
ここまで、静留となつきの関係は静留がなつきを保護するという形のものでした、それがこのときは、友人として対等な関係になれたのではないでしょうか。

【黒曜宮】
舞衣のいる封印の間になつきと静留の分である新たな2本の柱が現れ、ついに11本の柱がそろいます。
封印の間の床が割れ、黒曜宮へと続く階段が現れます、それとともに、黒曜宮はかりそめの姿から本来の形、「封架の宮」へと変貌していきます、そのさなかで一人高笑いを上げる黒曜の君・・・

うわカッコワル!彼はドンドンと小物臭が増していきます、現在1.8流まで格下げw

11人のHiME達、その想い人が全て消え、ようやく現れた黒曜宮への道。

「お行きよ、運命が君を待っている」

舞衣を見送る凪は、いままでの道化じみた感じが消え去り、やや愛おしいともいえる表情です。
いままでで、一番のHiMEだったと呟く凪・・・やっぱり舞衣は特別だったのでしょうか。
しんみりしている凪の前に現れたのは、命と戦っているはずの深優。
ガンナーモードから剣モードに切り替えて、突破しようとする深優に、凪は無数のオーファンを召喚しそれを阻止します。

舞衣が降りていった先は、巨大な空間に浮かぶ宇宙船のような姿をした封架の宮のすがた。
その先端には、青く光る水晶に真白の裸身が封じられています。
それこそが水晶の姫の役割、勝ち残ったHiMEは水晶に閉じ込められ、彼女の体は媛星からエネルギーを取り出すゲートになる。
それこそが、いままで続けられてきた「蝕の祭」の本当の姿、勝ち残ったHiMEが力を得るのではなく、その体をただの道具とされる・・・HiMEに与えられた選択肢は、チャイルドを失い黒曜宮への鍵となるか、勝ち残り媛星の力を得るためのゲートになるかのどちらかのみ。

舞衣を得意げに迎える黒曜の君は、今回はそうではないと舞衣に説明します。
一対の男女の神が生み出した世界は、既にダメになってしまっている、だから本当の意味で自分の妻となり、自分とともに神として新たな世界を生み出そうと舞衣を誘います。
おそらく、コレがシアーズの狙っていた「新たなる黄金時代」を作り出す蝕の祭のもう一つの仕組みでしょう。

しかし、想い人を賭けて戦い、いまやその想い人すら失った舞衣に、いきなり「自分と子作りしろ」とは・・・・300年ぶりの目覚めとはいえ、黒曜の君はもうちょっと乙女心を研究したほうがいいと思います。
この時点で、黒曜の君の悪役度は2.5流まで格下げです・・・お決まりの世界を変える宣言なんて、拒否してくれといってるようなものです。

「・・・君と僕で新たな世界を・・・素晴らしい子供を作ろう。」
「嫌です!!」

やっぱり即答で断られる黒曜の君w それぞれの想いを大切にしてきた、HiME達のためにもそんな勝手なことはさせまいとする舞衣を、黒曜の君は冷笑します。

「僕が憎いか、それもいい憎悪は愛よりも強い執着だ」
「憎んでもいません、ただ哀しいだけ・・・」

その舞衣の姿に黒曜の君はいらだちます、前回の勝者であるカグツチの使い手たる真白
彼女が自分を拒否した時と、舞衣の姿が重なったから・・・・

カグツチが強いわけ、それは前回の勝者たるHiMEのチャイルドだったから・・・強いわけですな。そして一瞬見えた袴姿の真白は、今の舞衣同様に黒曜の君を阻止するために、黒曜の君を真っ直ぐな瞳で見据えています。
しかし、水晶の姫がいなければ、この世界は媛星が近づくことで滅んでしまう、世界と引き換えに僕を倒すとしても、大切な者が全ていなくなった舞衣には、カグツチは呼べないと言う黒曜の君。

彼のスタンスは、あくまでもHiMEにとっての弱み、悲しみにつけ込んで、自分の庇護下に置くこと。だから、いままで彼が舞衣を手に入れるために、舞衣が頼るもの、自らの心のよりどころとするものを、全て奪い。舞衣の気持ちが愛であれ憎しみであれ、黒曜の君だけに向くように仕向けることでした。
結果として舞衣は唯一の肉親である巧海を、想い人である楯を、そして妹のような命を失い、彼女には何もなくなったはずでした、黒曜の君に対する感情以外は・・・・。

しかし、舞衣は叫びます、想いは自分の胸の中にある、本当に欲しいかったもの、嘘をつけない自分の想いがこの胸にいっぱい詰まっているから。

「・・・だから!・・・・カグツチ!!」

呼びかけに応じて、舞衣の手足にエレメントが輝くとカグツチが炎をまとって召喚されます。
しかし、そこに巨大な金棒が振り下ろされます、それは命が召喚したミロクのもの、チャイルドの上には、深優と戦っていたはずの命の姿があります。
初めて、命のチャイルドの全身像が登場しました、カグツチを上回る巨体で、そのすがたは・・・・首の無い護神像の上半身と両腕だけの姿、その手には巨大な金棒を持ち、黒曜の君を護るため、一切の逡巡もなく舞衣を攻撃してきました。

【アンチマテリアライザー】
凪の召喚するオーファンを倒し続ける深優、倒されこそはしないものの、前に進むことも出来ず、時間だけが過ぎ去っていく。
凪は余裕たっぷりに、新たなオーファンを召喚し深優に差し向ける。黒曜宮(封架の宮)での決着がついてしまえば、深優に打つ手は無くなる、時間稼ぎに徹する感じです。

その時、再び深優の視界にアリッサの黄金の炎が見え、深優を呼ぶ声が聞こえます、それが聞こえたのは封印の柱が立ち並ぶ中心点、その声に反応した深優は最後の「SECRET」モードの封印を解除します。

モード「VORTEX」
ミスリルドレス「プラチナム」
・・・これが真白、そして碧の言っていた可能性。
そしておそらくは、シアーズのジョン=スミスが黒曜の君に伝えた、手に入らない力を破壊してしまう方法。

光り輝くドレスにモードチェンジした深優は柱の中心部に駆け寄ると、その手にある剣を地面に突き刺し、自分の体内にあるアンチマテリアライザーの出力を限界を超えて稼動させます。
「・・・・0・・・2・・・6・・・限界突破・・・」
その声とともに、圧倒的な輝きが封印の間と凪を包み込んでいきます・・・
<Bパート終了>


って、ここで引き? 凄いところで引っ張られましたよ・・・
しかし、想い人の命を吸って立つという柱、おそらくはHiME達のエレメントと同じように媛星からのエネルギーで動作するとしたら、消えてしまった人達の復活もありそうですが・・・
本当に死んでしまった、神父、アリッサ、シスターの復活はなさそうですし・・・おそらく殺された石上とかはどうなるんでしょうか(まぁ彼は復活しなくてもいいんだけどw)。
復活するにしても、その場で復活したら、生命維持装置の無い奈緒のママは、それだけで命の危機です。

欝展開から脱却して、いきなり全力疾走の燃え展開、もう萌えは遥かなたに置き去りで、いよいよ来週が最終回・・・・ここまで来ていながら、最後の予想がつかないというのも考えてみれば凄いことですよね・・・。
最後は、キレイにまとめてくれることを信じて、来週を待つことにいたします。

そして、次回予告・・・・ひょっとして命死んじゃいますか?最後まで舞衣を泣かせますか・・・この作品は・・・


来週の放送は関東が時間変更で2:00-からですね、録画忘れないようにしないと!
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by tlunar | 2005-03-25 13:52 | 舞-HiME