毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
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「PLUTO(プルートゥ)」全8巻 著:浦沢直樹/原作:手塚治虫

鉄腕アトムのスピンオフ作品も8巻で完結となりました。
主人公が世界最高水準のロボット刑事「ゲジヒト」だったり、謎の機関が出てきたりとかなり強い浦沢色が出ています、原作というよりオマージュと言った方が正しいかも。

ロボットの人権、ロボットと人の有り方が根底にあるのは一緒ですが、アトムが普通の少年みたいだったり、人と区別がつかないロボットが人権を持っていたりと、かなり特殊な世界を書きながら、それが普通だと思わせる世界観の構築と、人間関係の複雑さ、伏線の張り方はまさに、浦沢作品と思わせる出来栄えです。

最終的には、裏で全ての糸を引いていた存在が明らかになるのですが・・・それまでの伏線や物語に比べるとあっさりしすぎかなぁ、と言う感じがします。

浦沢作品では「モンスター」「20世紀少年」と風呂敷を広げるだけ広げるという感じがあるのですが、8巻ぐらいまでだとスッキリとして良い感じですね。
広げた風呂敷がちゃんと畳み切れている感じがします。
まぁ、原作がある分当然なのかもしれませんが。


現在連載中の「ビリーバット」は・・・原作が無い分、またかなり大風呂敷になるような感じですが、10巻程度で納めてくれると嬉しいなぁw
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by tlunar | 2009-07-06 23:03 | BookReview