毎日gdgdと過ごす日々


by tlunar
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あれから20年

今日は天安門事件から20年目にあたります。
ちょうどこの年は、東ヨーロッパで社会主義国家が次々に民主化して、世界的に「民主化」への期待や希望が膨らんでいた時期でした。

そんな中、中国でも民主化を訴える力が強くなり、学生を中心とした民主化運動が盛んにおこなわれていました、東ヨーロッパはこの年の10月にベルリンの壁が崩壊し、チャウシェスク政権が倒れるなど、社会主義、共産主義から民主主義への移行が民衆の力で行われたのに対し、中国では国家権力による民衆の武力弾圧という形で決着が付く事になりました。

武力弾圧については、TV中継で学生活動家に向かう戦車や、水平発砲を行う軍隊などの映像が流され、世界的に批判が起きたものの、中国政府による活動家への徹底的な弾圧と情報統制によって、近代中国史にとって「天安門事件」そのものが無かった事として扱われています。

今でも、当時天安門のデモに参加した人には監視が付いていると言います。
比較的自由なインターネット内でも、中国国内に張り巡らされた監視網やグレートウォールと呼ばれる国家版ファイアーウォールが阻んでいます。
そして、去年の北京オリンピックの時にも、民主化を求める活動家や独立を求めるチベット等を、中国政府は武力と弾圧で黙らせてきました。
20年たっても、共産党の支配体制は揺るがない物のように思えます。
中国は民主化をせずに、強大な経済力と統制力で世界の大国として復活しようとしているとさえ見えます。

本当に中国は、社会主義国家のまま経済面でも世界の大国としてのし上がっていくのか。
その時、周辺の国はどのように中国に相対せば良いのか。
いくら、良さそうな顔を見せていても、いざとなれば武力で民衆を押しつぶす国だという事を忘れずに中国とは近所づきあいをしていかなくてはいけないと思います。

今も活動を続け、民主化を訴え続ける中国活動家の方たちにエールを。

【参照リンク】
ベルリンの壁崩壊
東欧革命
六四天安門事件
(Wikipedia)
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by tlunar | 2009-06-04 22:05 | 日々想う事